ベトナムの紡績アパレル業界の輸出増加の背後に注目

ベトナムの「税関オンライン」5月13日付報道によると、ベトナム紡績服装協会（Vitas）の武徳江主席は13日、VitasとIFCが協力して開催した紡績品サプライチェーン持続可能生産シンポジウムで、今年の4カ月前にベトナム紡績服装の輸出額は前年同期比21%近く増加した110億ドル近くに達したと明らかにした。すでに署名された自由貿易協定はベトナムに大きなチャンスをもたらした。特に2022年初めに発効したばかりのRCEP協定は、ベトナムにとってさらに大きなチャンスだ。

また、感染拡大が複雑であるにもかかわらず、ベトナムの紡績衣料品への需要は増加しており、今年4カ月前の輸出額は21%近く増加した。その中で、主な輸出市場である米国、欧州、日本などのベトナム繊維製品の輸出はいずれもプラス成長の好成績を収めている。

しかし、チャンスに加えて、ベトナムの紡績アパレル業界は3つの挑戦に直面している。1つ目は、世界のサプライチェーンが依然として疫病の影響を受けており、サプライチェーンが中断していること、第二に、すべてのブランド会社がリサイクル製品の使用を要求しているが、ベトナムの紡績アパレル業界のこのサプライチェーンはまだ限られている。第三に、労働力資源である。

（出所：商務省ウェブサイト）